法人設立をどこに依頼すべきか(自分でやる vs 専門家)
結論
時間に余裕があり費用を抑えたい場合は自分で法人設立を行うのも現実的な選択肢です。一方、開業準備を並行して進める必要がある場合や手続きに不安がある場合は、司法書士に依頼して確実に進める方が結果的に効率的なケースが多いといえます。
自分で法人設立を行う場合
定款作成から登記申請まで、必要な知識と時間さえあれば自分で行うことも可能です。専門家への依頼費用がかからない分、コストを抑えられるのが最大のメリットです。近年はオンラインの法人設立支援サービスも充実しており、以前より自分で行うハードルは下がっています。
自分で行う場合のデメリット
書類作成や手続きに不慣れな場合、記載内容の不備によって法務局からの補正指示を受け、登記完了までの時間が延びる可能性があります。開業準備で他にもやるべきことが多い時期に、この手続きに多くの時間を割くことになる点も考慮が必要です。
専門家(司法書士)に依頼する場合
司法書士に依頼すれば、書類作成から登記申請までを一任でき、不備によるやり直しのリスクを抑えられます。その分、他の開業準備(宅建業免許の申請準備、事務所探し等)に時間を使うことができます。
専門家に依頼する場合のデメリット
当然ながら、依頼費用が発生します。依頼先によって費用体系は異なるため、複数の事務所で見積もりを取って比較することをおすすめします。
判断の目安
時間に余裕があり、費用を最小限に抑えたい場合は自分で行うという選択肢も現実的です。一方、開業準備を並行して進める必要がある場合や、手続きに不安がある場合は、専門家に依頼して確実に進める方が結果的に効率的なケースが多いといえます。
| 費用 | 手続きにかかる時間・手間 | 書類不備のリスク | |
|---|---|---|---|
| 自分で行う | 専門家への依頼費用がかからない | 知識の習得と手続きに時間がかかる | 不備による補正で登記完了が遅れる可能性がある |
| 司法書士に依頼する | 依頼費用が発生する | 書類作成から申請まで一任でき他の準備に時間を使える | 不備によるやり直しのリスクを抑えられる |
自分で行うが向いている場合: 時間に余裕があり費用を最小限に抑えたい場合
司法書士に依頼するが向いている場合: 開業準備を並行して進める必要がある、または手続きに不安がある場合
よくある質問
オンラインの法人設立サービスは信頼できますか?
多くの実績があるサービスが存在しますが、対応範囲や料金体系はサービスによって異なるため、事前によく確認することをおすすめします。
司法書士への依頼費用の相場はどれくらいですか?
依頼先や依頼範囲によって異なるため、複数の事務所から見積もりを取って比較することをおすすめします。
執筆・監修: 小嶋 勇輝(宅地建物取引士)