開業後すぐに利益は出ますか
公開日: 2026年7月16日
結論
不動産仲介業は、問い合わせから成約・仲介手数料の入金までに一定のタイムラグがあり、開業直後は認知度も低いため、多くの事業者にとって開業してすぐに利益が出るとは限りません。前職からの引き継ぎ案件や強い人脈がある場合は早期の黒字化も見込めますが、そうでない場合は軌道に乗るまでに半年から1年程度を要することも珍しくありません。まず開業1年目は利益が出ない可能性を織り込んだ資金計画(運転資金の確保)を立て、利益化を急がず着実な集客基盤づくりを優先してください。
利益化までのタイムラグ
問い合わせから内見、成約、決済・仲介手数料の入金までには一定の期間を要します。開業直後は問い合わせ自体が少ないことも多く、最初の成約までに数ヶ月かかるケースも珍しくありません。
早期に利益が出やすいケース
前職からの引き継ぎ案件がある、既に強い紹介ネットワークを持っている等の場合は、開業直後から一定の売上を見込めることもあります。個人の状況によって差が大きい点に留意してください。
利益化を急がないための備え
開業1年目から利益が出ることを前提とせず、運転資金を半年〜1年分程度確保しておくことで、焦らず集客基盤づくりに取り組めます。詳細は開業1年目の売上目標の立て方に関する別記事で解説しています。
よくある質問
開業1年目の平均的な利益はどれくらいですか?
事業者の経験・人脈・取扱い分野によって差が大きく、一概な平均値を示すことは適切ではありません。自社の固定費と成約見込みから個別に試算することをおすすめします。
利益が出るまでの期間を短縮する方法はありますか?
開業前から集客チャネルを準備しておく、前職の人脈を活用する等の準備によって、成約までの期間を短縮できる可能性があります。
執筆・監修: 小嶋 勇輝(宅地建物取引士)