開業までにどれくらいの期間がかかりますか
結論
不動産会社の開業は、法人設立(1〜2週間程度)、宅建業免許の申請書類準備(2〜4週間程度)、免許審査期間(都道府県知事免許で標準30日前後、大臣免許で標準100日前後)、保証協会への加入手続きという複数のステップを経るため、開業を決めてから実際に営業を開始するまで、都道府県知事免許の場合でおおむね2〜3ヶ月、大臣免許の場合でおおむね4〜5ヶ月程度を見込んでおくのが現実的です。まず自社が都道府県知事免許・大臣免許のどちらに該当するかを確認し、逆算して開業準備のスケジュールを立ててください。
法人設立にかかる期間
法人を設立する場合、定款作成から登記完了まで、通常1〜2週間程度で完了します。個人事業として開業する場合はこのステップが不要なため、その分期間を短縮できます。
免許申請から交付までの期間
宅建業免許の審査期間は、都道府県知事免許で標準30日前後、2つ以上の都道府県に事務所を設ける大臣免許で標準100日前後とされています。申請書類の準備にも一定の時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールが必要です。
保証協会加入の手続き期間も考慮する
免許取得後、保証協会への加入手続きにも一定の期間がかかります。免許申請の準備と並行して保証協会に事前相談しておくことで、全体の期間を短縮できます。詳細は保証協会加入を後回しにして困るケースに関する別記事で解説しています。
開業までの標準スケジュール
法人設立・事業計画策定
1〜2週間程度が目安です。
免許申請書類の準備
2〜4週間程度が目安です。
免許審査期間
知事免許で30日前後、大臣免許で100日前後が目安です。
保証協会加入手続き・営業開始
免許取得と並行して準備を進めることで期間短縮できます。
よくある質問
最短で開業する方法はありますか?
各ステップを並行して進めることで期間短縮が可能です。特に保証協会への事前相談は、免許申請の準備段階から始めることをおすすめします。
個人事業として開業する場合、期間は短縮できますか?
法人設立の手続きが不要なため、その分の期間を短縮できます。ただし免許審査期間自体は法人・個人事業で変わりません。
執筆・監修: 小嶋 勇輝(宅地建物取引士)